こんにちは、大学院生のすとりりです。今回は就職活動に失敗して、大学院に進学するのはどうかという話をしたいと思います。この記事は、あくまで就活に失敗した人という括りで、元々院進学を考えてた人や開発職、研究職に就きたいという人向けでは無いことを理解して読んでください。
1. この話を語る経緯
就活も終盤に差し掛かっており、就職か進学か迷ってる方も多いと思います。僕自身、大学生の時に就職活動に失敗して大学院に進学しました。僕の経験が誰かの役に立つといいと思い、この記事を書きました。
2. 就活に失敗して進学は有りか、無しか
結論から言うと、ありだと思っています。しかし、これは条件付きの結論です。大学院に進学するといい人、進学をオススメしない人の条件についてお話していきます。
就活に失敗して進学するのがありな人
就活である程度受かる見込みがあったが、今回はご縁がなく落ちてしまったが、どうしてもその企業に行きたい人。例えば、ある程度の選考までは進んだ、面接で失敗してしまった、などです。正直、大学院に来たからといって大手に就職しやすくなるというわけではないです。ある程度採用試験を勝ち抜ける人、どうして落ちてしまったか理解できる人は院に進むことをおススメします。
逆におすすめしない人
就活に失敗し、特にやりたい仕事も見つけられず選択の先延ばしで進学する人
→正直に言うと、大学院生として大きな会社に就職できる人は大学生の時でも大きな企業に就職できるパターンが多いです。というのも、選考というのは基本的な部分が大きなパーセンテージを占めるため、2年間でこの根底を変化させることは至難であるためです。大学院に来たからといって就職先が劇的に良くなるわけではないということはしっかりと押さえておきましょう。
就活を真面目にやらず、結果が不本意だった人。
→大学院生は大学生とは比べ物にならないくらい忙しく、就活の期間は病むぐらい忙しいです。大学生のときですら、まともに出来なかった人が、多忙な大学院生でちゃんとできるとは思えません。正直、大学院生はとてもきついです。よほど研究が好きだ!という人以外は苦痛に感じると思います。何か目標を持って進学しなければ、途中の挫折も大いにありえます。大学院に進学する際、大学職員からも本当に信念を持って進学しないと卒業するのは厳しいというお言葉をもらいました。脅しではないですが、研究が好きな人でないと、大学院は割と苦痛でしかありません。
3. 結論
結論として、就活に失敗して大学院へ進学する事は、選択としてありですが、それなりの覚悟、しっかりとした目標を持つことが大事です。僕も今修論の終盤に差し掛かっておりとても辛いですが、来てよかったと思っています。大学院に進学される方、その目標を忘れず行動し、大学院に来てよかったと思えるように頑張りましょう!
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