こんにちは、大学院生のすとりりです。
この話は野球だけではなく、全てのことに通ずるものがあると思います。
私は、小学3年生から大学四年生までの14年間ずっと野球をしてきました。
この中の経験の中で一番苦しかった時の経験を交えて、練習の質について今回は話していきたいと思います。
目次
1.「質」の高い練習って何だろう
2. ダルビッシュ有選手のお話
3.イチロー選手のお話
4. 質と本質
5. 最後に
1.「質」の高い練習って何だろう。
僕が、考える「質」って、効率がいい。もしくは「時間対効果」が良いものが、「質」の高いものだと思います。では、質を高める、質の高いものを探すにはどうするのか。考えていきたいと思います。
ところでなんですけど、僕は質のいい練習方法は知りません。ごめんなさい。
でも、ここからのお話が一番大切なので聞いてほしいです。
2. ダルビッシュ有選手のお話
例えば、ここでは投手を例に挙げてお話ししますが、シカゴ・カブスのダルビッシュ有選手が以前、“投手に走りこみは必要ない”と話したり、”野球をする中で、筋肉は必要ない”と元メジャーリーグのイチロー選手がお話しされたことがありました。
しかし、現プロ野球選手の大半は走りこみをしてきて、ダルビッシュ有選手本人も走り込みをしてきたと思います。
僕自身も高校1年次に右肩関節唇損傷で3か月間野球ができないとき、1日8キロダッシュを3か月間やったところMax105㎞/h →131㎞/h まで球速を伸ばしました。
自分の経験から、ダルビッシュ有選手のこの話が的を得ているとは思えませんでした。しかし、この練習自体が”質のいい”練習だったかといわれるとそこは分かりません。しかし、ケガをしたあの時がむしゃらに走ったあの時がなければ、今の僕はないといっても過言ではないと思います。そこに、質がなかったとしても、この練習であっているかどうかわからない状態の中、がむしゃらに練習し成果を得ることができたあの体験の中に意味があったと思います。(この練習が正しいかどうかは分かりません)
3.イチロー選手のお話
イチロー選手のお話も同様に、筋トレ(ウエイトトレーニング)はいらないとおっしゃってましたが、ソフトバンクホークスの柳田選手やロッテマリーンズの澤村選手は筋トレをして花開いた選手という選手も多くいます。元巨人の上原投手も浪人時代に筋トレをして10㎞/h伸ばして大学で投手として花咲いたというエピソードがあります。
今僕も野球の練習をせずに筋トレばっかりしているので実際に現役の時の球速と測定してみた結果の比較を後日上げますね。
(後日公開)
4. 質と本質
このように、一部の超一流の選手が言ったからと言ってその答えが常人に理解できるものではないかもしれませんし、ある程度の鍛錬を積んだ人のみがたどり着ける領域なのかもしれませんね。
以前、西武ライオンズの山川選手がインスタライブでおっしゃっていたことなのですが、
“俺たちの時代はこんな風に効率のいい練習とかプロ野球選手に聞くタイミングはなかった。でもイチロー選手に練習を聞いてそれをやったからと言ってそれでうまくなったとは思えない。俺が西川遥輝に走塁の練習を聞いたからと言って、その練習で俺が盗塁ができるようになるわけじゃない。結局、人に聞いた練習は「質は高く」あっても、「本質」ではない。”
この言葉からわかるように自分で何かに取り組み自身でそれを突き詰めていった先にその人だけが「本質」を見ることができると僕は思います。
”質の高い”練習は確かに存在していると思います。しかし、その中から”本質”を見つけるまでには自分自身で考えてその練習を突き詰めていかなければならないということですね。
5. 最後に
私も、2か月間ずっとダッシュを続けてきた結果、球速やコントロールは上がって確実に成長した。だけれども、僕はその能力が向上したところではなく、ケガをした中でこのように、必死にしがみついていった経験こそが僕の中での”本質”だったと今では思います。
質や効率を求めることも大事ですが、人生で役立つのは”本質”かもしれませんね。
皆様、ケガだけにはお気を付けください。
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