院試は過去問から出るから対策しなくていい?そんなことないよ。

大学院

 皆さん、こんにちは。大学院生のすとりりです。

 今回は院試について、話していきたいと思います。

目次
1.大学院入試
2.院試の実態
3.過去問に頼るリスク
4.院試の面接
5.最後に

 1.大学院入試

 院試は大学院に入学するための試験です。通常、大学院に入学するためにはこの院試という入試を受けなければなりません。いい成績を残しておけば、成績優秀者推薦で面接のみになることもあります。
 

 基本的には、2科目の専門科目、英語又は、TOEICの点数の提出の2~3科目+面接という形になります。また、試験日程や科目の選択、試験内容の範囲は募集要項に書いてありますので、しっかり確認してください。

 2.院試の実態

 院試では、学科の基本科目が選ばれることが多いです。
 僕の場合は電気専攻なので、電気回路と電磁気学でした。あと英語もありましたね。

 基本的に内部進学者だと過去問が出回っている場合が多いですね。例年、過去問とほぼ同じ、または全く同じと聞く大学も多くあるかと思います。ちなみに、僕の大学も例年一緒といわれていました。

 院試というのは、大体こんなものです。しかし、ちゃんと毎年問題を作る熱心な教授もいられるのでしっかり情報収集しときましょう。

 3. 過去問に頼るリスク

 僕が、大学の先輩に院試の情報を教えてもらっていると、過去問を覚えていればいいよであったり、過去問解ければいいよ。と教えてもらいました。

 しかしながら、実際の院試はそうではありませんでした

 過去問と試験内容ががらりと変わっており、過去問の問題から出たのは各科目1問だけでした。
 幸い、僕は大学院に入る前の復習もかねて各範囲を2周ほど解いていたのでさほど影響はなかったのですが、周りは惨敗してましたね、、、 多分受けた4割ほどは落ちてました。

 やっぱり過去問が出回っているからと高を括るもんじゃないですね。例年過去問がでるからと言って
自分の年に変わらない!という保証もないですからね。そこで落ちてしまえば、院試への不安と卒業研究に3月まで追われることになっちゃいますからね。

 4. 院試の面接

 この院試の面接は、、、本当にいい思い出がありませんね、、、

 まず、院試の面接官は学科の教授たちのオールスタ―です。あの時は14人対1の面接でした。
めちゃくちゃ緊張します。そんなこと聞いてない僕はそこで焦ってしまい、その後の質問はボロボロでした。まず、難関はここですね。ここで堂々としておけば、すごくいい印象を与えられますね。

 次に面接内容ですが、基本的に志望理由、試験どうだったか、研究内容について根掘り葉掘り聞かれましたね。あと口頭試問が一問ありました。

 一つずつ解説していきます。

① 志望理由
 志望理由は、自分の志望理由を言います。一つ注意点として、大学院は研究する場所なのでどんな研究したいのか、どういうことをしていきたいか、研究を通してどういった能力を伸ばしたいかなど書くといいですね。ここに就職したいとかいうのは少し志望理由としては、不適切かもしれないです。

② 試験はどうだったか
 これは試験を作った側として意見を聞きたいのか、試験形式を変えてきたことの反応を面白がっているだけなのかよくわかりませんが、あんまり気にすることないですね。あと、勉強方法も聞かれた気がします。

③ 口頭試問
 これはぶっちゃけどんな問題が出るかわかりません。多分基本的内容をはっきり説明できるかということだと思います。僕の場合は、ガウスの法則の説明だった気がします。

④ 研究内容
 こいつが一番厄介ですね。同じ学科の先生としても、専門はそれぞれ違うのでその分野の基本を意外と知らないといったことが多々あります。こういった深い質問くるんだろうと対策していっても、意外とその分野の基本的なところだったりします。研究自体は、その性質、式さえ使えれば先に進めるので自分がわかったつもりになっているところを面接官は狙ってきます。逆に案外深い話はなかった気がします。なので、自分が当たり前だと思っているところもしっかり見直しておきましょう。

5. 最後に

 先ほど言ったように、過去問に頼るだけでなくしっかり復習もかねて勉強しましょう。
しっかり準備していけば、院試は大丈夫です。この記事を見ているということは学部の3年生、4年生だと思います。これから研究大変でしょうけど、頑張ってください!

 院試の勉強法については今後記事を上げていきたいと思います。

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